パラスティック・ソウル1 木原音瀬 

BL小説

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あらすじ

とある科学者が死に、『最後の晩餐』に招かれた縁もゆかりもない四人に“願いの叶う薬”が配られる。大学生の八尋は、その薬を大嫌いな相手・ジョエルに飲ませた。自分を好きになるように――意趣返しにそう願って。第1話《fake lovers》ほか、父の遺産の在り処を聞きだすため、兄の遺体を掘り返して薬を飲ませた芭亜斗の愛憎を描く第2話《dear brother》ほかを収録。近未来が舞台の愛の物語、ついに文庫化。

(収録作品)プロローグ/fake lovers/dear brother/true lovers&書き下ろし
※本作は『パラスティック・ソウル ~はじまりの章~』にも一部収録されております。重複購入にご注意ください。

【感想】

fake lovers

願いを叶える薬を2つ持っていることがこの話のポイントだと思う。ジョエルに自分を好きになるようにわざと薬を飲ませて、あとからもうひとつを飲ませてジョエルの気持ちを消す。けれど八尋はジョエルを好きになっていて自分のしたことに苦しむことになる。ジョエルのクズっぷりが木原先生らしくてとても好き。

このお話だけドラマCD化されているので機会があれば聴いてみたい。

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dear brother

死んだ兄を生き返らせて遺産の在りかを聞き出す。薬を飲ませて兄の記憶を体験していたつもりが・・・・・・なんでも願いの叶う薬も叶えられることに制限がかかっているのが物語を面白くしている。バートが本当に欲しかったものは兄の愛情だと気づいても、死体を生き返らせることはできなくて、本当に欲しいものは永遠に手に入れられないままのラストが悲しい。どうかバートが幸せになるお話も書いて欲しい。

コメント

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