境界知能の僕が見つけた人生を楽しむコツ なんばさん

一般文芸

 

■「普通」になれない人のためのサバイバル術。

IQ(知能指数)84で、「境界知能」である著者なんばさんが、
境界知能の人の生きづらさを解消するための習慣や考え方、ライフハックを伝えます。

おそらく、境界知能の当事者が、それを自覚して書いた本というのは初めてです。

そもそも「境界知能」とは、IQ85~115の平均よりも低く、知的障害とされるIQ70未満の範囲にも収まらない、
IQ70~84の領域を示すグレーゾーン。統計学上は7人に1人、
全人口の14%にあたり、30人のクラスでは4人ほど、日本では1700万人いる計算になる、決してめずらしくない存在です。

しかし、そもそも自分のIQを知っている人は稀なため、当事者だったとしても自覚している人は多くなく、
「なぜ、自分はみんなと同じように勉強や仕事、コミュニケーションができないのだろう……?」と
漠然とした劣等感を抱えながら生きていると予想されます。

だからこそ当事者が書いた本書は、同様の悩みを持っている人たちにとって
「生きづらさ」の原因を知るキッカケとなったり、その周辺にいる家族、仕事仲間などの参考になるはずです。

【当事者である著者が見つけた「生きづらさ」を解消するコツ】
◎ドラム式を使うくらいなら、洗濯機なんていらない
◎自炊は「煮る」と「生」で9割
◎「しないことリスト」で人間関係と心が整う
◎挫折や失敗が楽しくなる「失敗の日」をつくる
◎皿洗いは最高のマインドフルネス
◎自立するために複数の依存先を開拓する…etc.

■「境界知能」へ対する解像度が高まる本
昨今「境界知能」という言葉が一般化してきたことで、ネガティブな表現で使われているケースが増えています。

SNSなどでは、気に入らない相手に対して「クソリプするやつはだいたい境界知能」
「日本語が通じない境界知能とは話にならない」「境界知能ばかりだから日本が駄目になるんだ」
「この犯罪者、きっと境界知能だ」……などのような書き込みがされています。

そうした風潮のなか、当事者である著者が語る「境界知能のリアル」は、
読者の境界知能への解像度を上げ、当事者以外の人が、どのように「境界知能」という言葉、
当事者と向き合うべきかを考える機会を与えてくれます。

■本書の読者対象
◎境界知能の人。
◎境界知能の特徴を見て、「当てはまっているかもしれない」と感じた人、まわりにそうした特徴を持つ人がいるという家族や友人、仕事仲間。
◎境界知能と同様の「感情のコントロールやコミュニケーションが苦手」などの悩みを持つ、多くの「平均的なIQの人」。

■目次
まえがき 境界知能の当事者による「生きづらさ」解消法
序章 「境界知能の人」見えてくる僕の遍歴
第1章 数々の失敗から得られた日常のコツ 家事・生活
第2章 自分を満たすと、人間関係がうまくいく コミュニケーション
第3章 失敗・先延ばし上等の自己管理術 計画・習慣
第4章 「普通の人」には理解できない能力の磨き方 学習
第5章 ノイズを消し、思い込みを壊す方法 メンタルヘルス
あとがき 境界知能の人がもっと生きやすくなるために

【感想というか、勉強のために】

主治医に今は発信している人がたくさんいるから観るといいよ!と勧められたユーチューバーさんの本です。境界性知能の人の困りごとや解決方法などについて書いてある本です。

この本の中に書いてある困りごとは境界性知能の人じゃなくても苦手な人はいるかもね、というレベル感のものが多くてそれって普通の人もときどきあるのでは?

というか、なんばさんはIQ的には一般人に限りなく近いので、普通のアルバイトや仕事をミスはあったとしてもこなせるレベルなので、一般就労を主治医から止められている私からしたら、コンビニでアルバイトできる時点で境界性知能だ、知的障害だ、と言われても・・・・・・・・共感できないし、なんばさんのIQなら体調がいいときにもう一度検査を受ければ、健常者のIQに入れるときもありそう。だから、あんまり境界知能だ、と言われても参考にならない。

なんばさんは境界性知能の上の方にいるから、普通にしてたら一般の人と見分けがつかないと思うし、だからこそ辛い面もありそう。そして、境界性知能は境界知能であって知的障害ではないっていう気持ちが強そう。

でも、わたしの就業においての難しさは、なんばさんの比ではない。

サポートはあった方がいいし、障害者雇用で働きなさいと主治医に勧められて一般雇用から離れざるおえなかった身からすると境界性知能に分類されてしまった時点で、境界知能は障害だと思う。

私は次の仕事は障害者として働くことが決まっていて、おそらく知的障害の人たちが受けるサポートと同じような内容のサポートを受けて働くのだと思う。

一般人と同じだけの能率で働けない以上、お金を少ししか稼げないのは悲しいけれど、主治医によると自立はできるらしいので、わたしは境界瀬知能でなんのサポートも受けずに自立できないまま実家に居続けるよりは障害者となって自立する道を選びました。

生活面はあまりお金をかけずに楽しめることを探して、自分でできることは全部自分でやって、少しでも自分でできることを増やして、自立した生活を送ることが今の私の目標です。

わたしが障害があっても自立できる姿を見せることができたら、同じような境遇にある人にも少しだけ参考にしてもらうことができるのでは・・・・・・・と思います。

自立を目指します!まずは貯金だ!

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