|
あらすじ
かつて蜻蛉に思いを寄せながらも叶わず、失意を抱えたまま花降楼に通い続ける岩崎。ある日、蜻蛉に似た禿・椛を見つけ顔馴染みとなるが、次第に椛への昏い熱情を抑えられなくなり過ちを犯すが…。
遊郭シリーズ9冊目、タイトルにある「形代」という言葉の通り、岩崎は椛を蜻蛉の代わりにしようとして店に通ってきて、まだ幼い椛を自分好みに育ていく。
それは遊郭に通う客としては間違ってないんだけど、誰かの代わりなんてそんな切ない事ある!?もうね、読んでる間ずっと、もうやめてあげて・・・・・!って心の中で叫んでました。
椛が素直で凄くいい子だから岩崎のいう事なんでも聞いてあげちゃうけどさ、岩崎は椛を見てるわけじゃないんだよね。
それがこの話の重要な部分だから、しかたないのだけど、椛が可哀そう。
椛が岩崎の事をただの客として割り切って接していくならば私もこんなふうには思わなかったよ・・・・!
しかも、岩崎は水揚げ前のまだ禿の椛と致しちゃうし・・・・
それはダメだった・・・・・水揚げまで待ってくれ・・・・・・
この話は椛ちゃんが好きなので、岩崎のことはついついキツイ目線で見てしまうよ。
椛ちゃんにはもう岩崎はやめとけ、って途中から何度も思ってました(笑)
こんな感想もうブログくらいじゃないと書けない(笑)
内容を否定したいわけじゃないよ。
面白かったです。
次の藤野の話も早く読みたいな。
Amazonでポッチったので届くの待ちです。
届くのに一週間くらいかかるみたいで待ち遠しいです。
ドラマCDも欲しいなぁ✨✨
|
コメント