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あらすじ
ヴァルセント王国の皇太子・リルは、母親代わりの祖母の女王から贈られた赤いマントを大切にしていた。そのお礼にお菓子を作るため、森に住む先代の料理長を尋ねるが、その途中で暴漢に陵辱されそうになった所を銀髪の美しい青年・クラウスに助けられる。異質な風貌の彼にも無警戒なリルを嗜めるように、唇を奪うクラウス。その官能が忘れられず、リルは度々森を訪ね、逢瀬を重ねるように。しかし国を脅かす悪しき狼に捧げる贄として、王族であるリルが選ばれてしまい・・・・・!?
【感想】
まず最初に笠井あゆみ先生の口絵が最高にエロかったです。全てが丸見えなので、カフェや電車で読むときは背後注意です!笑
童話の中の赤ずきんちゃんにはか弱いイメージがありますが、リルは見た目は可愛い美少年だけど中身はシッカリした子で攻め様よりも格好いい青年になりそう。
攻めのクラウスは狼なので、リルが持っていた上等なバターが大好きで、本能が強まるとケモミミと尻尾が出てきてしまうところがとても可愛いい。
城を囲むストロベリースノーなども異世界を感じられてシリーズの中では赤ずきん王子の世界観が1番好きです。このふたりのお話もっと読みたくなりました。
「もう黙ってください。今夜もバターと一緒にお召し上がりいただければ光栄です」
この二人といえば、バター✨✨
読み終わった後は、いつも美味しいバターが食べたくなります。
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