Amazonのキンドルにしかなかったので画像を貼れませんでした。
重度発達障害児の子育てはこれだけインターネットが発達した現代でも本当に何をどうしていいか分かりません。 まず幼児期に違和感を感じても皆口を揃えて「個人差だ」と言います。
2歳くらいになると具体的に相談に乗ってくれる機関を紹介してくれるようになります。
しかしどこへ行ってもゆるい親子教室で何か特別な事をしてくれる訳ではありませんでした。
その後障害児用の施設と普通の幼稚園や学校を両方通ってみて色々な事が分かりました。
実は普通の幼稚園や学校の方が知能やコミュニケーション能力は伸びます。
ただ家の子のように重度であると色々と肩身の狭い思いをすることにはなります。
なので子供の障害の程度と自身のメンタルを考えて選ぶのが正解かと思いました。
障害児の子育てはとにかく自分の子がどんな状態なの何をすれば良いのか本当に分からず誰に聞いても的確な答えが得られないものです。
相談相手によって真逆のアドバイスをされる事も多々あり混乱し人間不信になります。
でもだれも意地悪で言っている人はいなくて本当に皆分からないのです。
障害のタイプも度合いもそれぞれなので一概にこうだと言える事はありません。
なのでたくさんの人の体験談を聞いたりインターネットで調べたりして自分なりの答えを見つけるしか無いのだと思います。
我が家の体験談が似たような状況にいる方に少しでもお役に立てれば幸いです。
【感想】
発達障害について勉強しなければならないので手に取った本です。
障害児の子育てについて、こんなにも本音を赤裸々に語った本は他にはないんじゃないかと思います。
私がYouTubeやネットで観る障害児の子育て情報は間違ってはいないと思うけれど、いつも綺麗に編集されたモノばかりで、親の本当の悩みは?本当の気持ちはどうなんだろう?といつも少しだけ疑問に思っていたけれど、この本には作者さんの本音に近い気持ちが書かれている気がする。読んでいると苦しいです。でも誰しもが前向きな気持ちで障害児育児をしているわけではないし、いい療育や一般級の授業を受けても障害の重さによってできることには限界があることをちゃんと書いてある。
努力だけでは越えられない壁があることをはっきりさせてくれた本でした。
わたしもいろんなことに少しずつ折り合いをつけていかなくては・・・・・・
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