天使の啼く夜 高岡ミズミ

BL小説

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あらすじ

21歳の伊佐秀和は、女に追い出された日、田宮知則に拾われる。人材派遣会社を経営する田宮と同居するかわりに、行儀作法を叩き込まれる伊佐。目的を知らされず面白くない伊佐に、顔のよい男なら誰でもいいと田宮はそっけない。苛立つ伊佐は田宮を組み敷き身体を繋ぐ。やがて田宮の悲壮な決意を知り、伊佐は次第に田宮に惹かれていくが……。

【感想】

現代のお話を話を読みたくて久々に再読。この頃の奈良先生の絵も大好き。

伊佐は女のヒモをして自堕落な生活をしていて田宮に拾われる。田宮が伊佐を拾った目的も、桐島の存在もなかなか明かされないので、話が気になって一気読み。

田宮は復讐のために伊佐を利用して使い捨てるつもりだったから、伊佐に興味なんて示さない。たとえ身体を繋げたとしても目的のためなら手段は選ばない。田宮の頑なな意志の強さが田宮の本当の気持ちを見えにくくしていて。

この人の本当の気持ちはどこにあるんだろう?目的はなんなの?って伊佐じゃなくても知りたい。そんな気持ちで一気読み。あと桐島って格好いいよなぁと思った。桐島の話も完全に忘れているので、読み直したい。

田宮は伊佐を軽蔑しない。同情もしない。伊佐など、野良犬程度にしか思っていないのだ。冷たく伊佐を見下す瞳を見ていると、自虐的な気持ちとともに凶暴な衝動も湧き上がる。田宮をどうにかしてやりたい。足元に跪かせてやりたかった。

↑田宮の素っ気なさが、伊佐をこんなに凶暴な気持ちにさせるのに、最後は甘い。わりとのほほんな未来が見える終わり方で。そこも良かった☺

っていうか、ドラマCDあったなんて知らなかった。当時全く知らなかったのが悔しい。

気長に探します。

ってCD高い!!!

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