奈良先生の本を集めている流れで買った本。こちらもずっと積んでいました。
んが、もっと早く読んでおけば良かった。
知らない作家さんだったので、本当にずっと積んでいて・・・・・
もう、好き💕面白かったです✨
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あらすじ
一流ホテル「帝蔵」の次期社長候補、秋吉芳隆は、ホテルのバーを建て直すため、業界でも優秀なバーテンダー、磯谷怜史の引き抜きを考える。
しかし、何度足を運んでも、どんなにいい条件を揃えても、磯谷にはあっさりと断られてしまっていた。
クールでカリスマ的存在感のある磯谷をどうしても諦めきれない秋吉に、今度は磯谷が条件を出してくる。
「ベッドの相手をしてもらいましょうか」。
プライドの高いエリートの秋吉は、屈辱に耐えながらも磯谷の条件を呑むことにするが―…。
【感想】
傲慢で強引な攻めの磯谷が、クール系美人の受け秋吉を陥落させていきます。
受けの秋吉は仕事ができる男で、クールなだけではなく仕事を成功させるためには手段を選ばないギラギラした性格なのがとても萌えました💕
「貴方が提示された全部の条件です。週末だけの件、スタッフの件、それとベッドの件」
「・・・・・・ほんとにいいのですか?」
「ええ。目的のためなら手段を選ばずです」
仕事のためととはいえベッドの相手を条件に出されたとして、こんなに潔く引き受けられる秋吉が超、格好いい✨
「俺が、怖い・・・・?」
「な・・・・」
「いいよ。逃げたければ逃げれば」
「誰が逃げるかよ!」
「いいねぇ。怒ったか顔もやっぱり綺麗だ」
強引に始まった関係だけど、どっちも引かない。
それに攻めの磯谷は傲慢で強引と見せかけておいて、意外にも優しい。もともと気遣いができるタイプなので行動の端々で秋吉のことちゃんと大切にしている。
恋愛面でのすれ違いもあって、仕事もあって、秋吉の結婚話も出てきて、どうなっちゃうの?って読んでて楽しいかったです。
話がしっかりしてるのにシリアスに寄り過ぎてなくて、むしろ甘くて、とても読みやすかった✨
クール美人な秋吉も磯谷と過ごすうちに素がでてきてギャップがあってとても可愛い💕
ふたりの会話を見ているのが楽しかったです✨
【追記】
まだ読んでいないけど「琥珀色の誘惑」が本編でこの二人の短編も入っていて、そのお話がとても可愛い感じだったので、この二人の話も読んでみたくなりました✨
義月先生の本にハマりそうな予感です✨
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