小山田あみ先生のイラスト目当てにずっと前に買ったまま積読していた「華は褥に咲き狂う」を読了しました✨
いや、もう本当にどれだけ積んでいたのか・・・どこに置いたか分からなくて、本棚を整理して発掘しました。私が持っているのはガッシュ文庫の方なので2015年発行でした。そんな昔だということにびっくりしちゃった。
あらすじ
恵渡(えど)に幕府が開かれて百年あまり。庶出ながら奇妙な巡り合わせで八代将軍となった十八歳の七條光彬(しちじょうみつあき)は、このたび都より御台所を迎えることとなる。だが嫁いできた相手は、絶世の麗人ではあるものの紛うことなき男子だった。「お会いしとうございました、背の君」そう告げる御台――純皓(すみひろ)から本気の熱が感じられ困惑する光彬。そして迎えた初夜、純皓は巧みな手練手管で、女性嫌いで初心な光彬の身体を開いていき……? 御台所×将軍の豪華絢爛色恋絵巻開幕。
※本書は「華は褥に咲き狂う」(海王社刊)と同一の内容となります。
【感想】
時代物だから読みにくいかなぁー?と思ってなかなか読み始められなかったけど、江戸が恵渡(えど)になっていたりして独自にアレンジされた江戸時代でした。なので、時代物苦手でも読みやすかった。がっつり歴史物ではなくて和風の設定を活かして純皓(攻め)が女装したり男装したり衣装が変わっていくのを楽しめる💕
女装攻めがお話に馴染んでいるって凄い。打掛攻めは和風ならではかも?💕
「女装攻め」と聞いただけだとトンチキ物みたいだけど、お話もしっかりしていて純皓は子供の頃に出会った光彬に一目惚れして、光彬を自分の自分の物にするたには手段を選ばないのね、その手段が自分が妻として大奥に入る!ってその発想がすごい(笑)
なので、お話の前半部分を読むのがすごく楽しかった。
それから、脇キャラの咲ちゃんと門脇の恋?も進展するのかも楽しみです。咲ちゃん悪霊と間違えられてるし(笑)どうなることやら(笑)
ガッシュ文庫を買ったので宮緒先生のあとがきのあとに小山田先生のイラストもあって咲×門脇が見れました✨
【感想2】
にやりと笑う妻の顔はぞっとするほど禍々しいのに、今までで一番美しくて、光彬を甘く酔わせた。
純皓は表では気品のある言葉使いと物腰なのに閨でのギャップが凄いです。落差があって楽しい💕
次の巻も早く読みたい✨
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